読参企画

      

      

      

このお話は「ぴーびーえむ」とはちょっと違う形のお話です。
このお話は「ぴーびーえむ」よりももう少し「お話」っぽいお話です。
と言っても、お話の終着点がどうなるかは決まっていません。
お話がどんなお話になるのかは、お話の登場人物とみなさんの行動次第です。

行動次第ってどういう事、と言う疑問が湧きますよね?

さて、このお話には子供達が出てきます。
みなさんは子供達の心の声となって、あれをしよう、これをしよう、と語りかけてください。
子供達はみなさんの声を参考にして、色々な事を体験して行きます。

あー、でも、あんまり性格に合わない事をさせようとしても駄目ですよ。
元気な子は外で遊ぶのが好きですし、大人しい子は家の中で遊ぶのが好きです。
元気な子に図書館での調べ物は向きませんし、大人しい子に走り回って物を探させるのもやっぱり向きません。
子供達も嫌な事はしたくないので、そう言う無体な声は聞かなかった事にされてしまいます。

でも、ゲームをしたりサッカーをしたり、遊んでばかりではお話も進みません。
それに遊んでいる間に悪いエージェントが世界を滅ぼしてしまうかもしれません……。
…うーん、滅ぼしたりは出来ないかな、でも放って置くと困った事がおきてしまうかもしれないです。
ほら、電車が止まったら会社に遅れてしまうし、道路が渋滞になるとコンビニにお弁当が並ばなくなっちゃうじゃないですか。
ですからそんな事にならない様に、きちんと事態が収拾出来る様に子供達の興味の引くようなニンジンをさりげなく鼻先にぶら下げてあげてください。